今更のお話ですが…
今更ホームページの有用性をトクトクと書くのもなんですが、意外に語られていないようでしたので、稚拙ではありますが文章にしてみたいと思います。
取引先は見てきます。
ビジネスの形態によってはホームページが必要ない場合もありますが、多くの場合ホームページは「あった方がいい」もしくは「ないとヤバい」ものです。
想像してみてください。もし貴方が新しい取引先と名刺を交換し、取引を始めてみようかと思った時、何をしますか?
私なら、名刺に書いてある会社名で検索をします。
もし名刺にホームページのURLがあれば、直ぐに行って確認します。
そこには会社概要も事業内容も沿革も載っており、全てが確認できます。
「なるほど、いま名刺をくれたあの方は、ここでこういうお仕事をしているのですね。そして、なるほど、彼の言っていたオススメのサービスの詳細はこういうことなのですね。ふむふむ」
ホームページは名刺の延長に、カタログやパンフレットに、会社案内に。
意外と皆さん見てきます。
名刺代わり、そして看板代わり。
名刺や会社案内、パンフレットの延長線上にあるホームページですが、Googleなどの検索エンジンに最適化することで、更に良い仕事をしてくれるようになります。
想像してみてください。もし貴方が新しいモノやサービスを探している時、何をしますか?
ネットで探しますよね?
家のリフォームが必要であれば「リフォーム」で検索し、近所にお習字教室を探す時は「(住んでいる場所)お習字教室」で検索します。
「俺はね、インターネットなんて信じないんだよ!」
…というご意見もあるでしょう。私はその意見を否定しません。
ネットに頼らなくともビジネスは成功できるかもしれません。そういった先輩方も大勢いらっしゃいます。
しかし、そんな先輩方は人一倍の努力を怠らず、他人の何倍も人と人とのつながりを活かして、コツコツとビジネスを積み重ねていったはずです。それが出来る方はそれでいいでしょう。
しかし例えそれらが出来たとしても、多くの場合、現代のビジネスシーンではインターネットを無視できないのも事実であります。
先にも書きました通り、人は何かあれば検索するものです。あらゆるデバイスで、あらゆる場面で、…虫ピン一つ買うのもネットで検索しAmazonで安いものをまとめ買いすることもありますよね。
話を戻しますと、この検索という作業を通してから、皆さんのホームページのありかを知る場合があります。名刺をお渡しできていればこちらの会社名を知ってもらえているわけですが、こちらの会社名を知ってもらえてない場合は…。例えば検索で「虫ピン 送料無料」などのキーワードで検索するわけです。
「検索こそが入口」といってしまっても過言ではありません。
誰も通らない道に看板おきますか?
せっかくのホームページですのに、新規の方にも見ていただけないとなると、もったいないですよね。
もし貴方が道路に看板を出すのであれば、人通りの多い道に見えやすく出すべきです。
誰も通らない奥まったケモノ道に看板を出しておいても誰の目にも止まりません。看板代がもったいないです。
貴方のホームページが検索エンジンでヒットしやすくなれば、人通りの多い道(検索キーワードにヒットした方が見る場所)に、自分の看板(あらゆる情報を知っていただけるホームページ)がリンクされるわけです。
こうなればホームページは名刺どころではありません。リアルな看板以上の働きをしてくれることになります。会社への道順が載っている看板、会社の事業内容を知っていただける看板、お届けしたいサービスのコマーシャルやチラシパンフレットの役割をしてくれる看板、そしてネットショップであれば看板がお店の売り場にもなるわけです。
ホームページはGoogleなどの検索エンジンに最適化させてナンボなのです。
中小企業にこそ必要!
「うちはホームページを持つほど会社が大きくない」
というご意見もあることでしょう。ですが実はその逆なのです。
先のも書きました通り、名刺代わりになり看板代わりになり、あらゆる情報やサービスを載せておけるホームページであれば、それ一つあるだけで営業ツールとして役立つわけです。
パンフレットやチラシなど印刷物の営業ツールも大切ですが、例えば価格などの情報が変わるごとに印刷しなおさないとダメになります。その都度再刷するのでしょうか。大変です。
大企業であれば印刷物の数も気になりませんが、中小ではそうもいきませんよね。価格の改定、商品の変更、サービス内容の拡充といったあらゆる変化に柔軟に対応できるものがホームページ、といえるのではないでしょうか。
ホームページを上手に活用する中小企業は強いでしょう。
「更新が必要!」は迷信?
「更新がめんどうで…」
というお話をよく耳にします。
更新は、あればあったで良いことですが、それよりも必要なのは私どものような業者を上手く使う術です。
「サービス内容の拡充があったので、どのように広報しようか?」
と私どもにヒトコト相談していただくだけで解決です。
大切なのは、取引先に見てもらって恥ずかしくないホームページがあり、そこに載っている情報はいつも新しいこと、です。
日々の更新も検索エンジン対策の面で有用ですが、それが苦になってしまってはビジネスに響きますよね。更新をどうしよう…と小一時間悩む時間がもったいないです。その時間を本来のビジネスに活かしてください。そして「この新しい情報をお客様に知らせたい」と相談してください。これで解決です。
「パソコンが苦手で…」
というお話もよく聞きますが、これこそ全く問題になりません。
ホームページを更新するのにパソコンが必要というのは、5〜10年ほど前のお話です。パソコンもあるに越したことはありませんが、必ずしも必要なものではありません。
何故なら、先にも書きました通りヒトコト相談してくれれば私のような業者が対応するからです。
またスマートフォンやタブレットで更新できる仕組みも、今となっては当たり前なのです。
「ホームページ=パソコンを覚える」…という公式は、この際忘れちゃってください。
チラシ一枚、雑誌広告一回…
先にも書きました通り、ホームページを上手く使えば広告費が浮きます。
しかし検索エンジン最適化(SEO対策)をしたホームページであることが大前提です。
また、事業形態によってはある程度のカッコ良さも必要ですね。
利用しやすさ、必要な情報へアクセスのしやすさも必要です。
何でもいいからとにかくホームページを出せばいい…という訳ではありません。
実は表に見えてこない裏の作業が必要なのです。具体的に申し上げれば「ホームページを右クリックなどをして見ることができる文字だけの情報、いわゆる『ソース』の部分」ですね。
このソースの部分の技術革新は日々更新されてます。私どもも日々勉強が欠かせません。情報をどう操れば検索エンジンに見えやすくなるのか?どのようにすればスマートフォンでもキレイに見えるようになるのか?…勉強を怠るとロクなことにならないのは、どの世界も一緒ですね。
「人見さんのおかげで、ホームページからどんどん問い合わせが来るようになったよ〜。もうロード看板をひとつ撤去しちゃった〜」
という嬉しいお言葉を頂いた時は、心の奥でガッツポーズをとってしまいました。
「無料」と「有料」の差
世の中には「無料でHPを作ります!」というサービスがあります。
もう、なんと言いますか…私には無理ですね。
賢明な方なら「無料というからには何かあるんでしょ?」と理解できるでしょう。はい、いろいろな「何か」があります。
広告が入るもの。別のサービス部分はお金がかかるもの。ある程度決まったフォーマットに情報を載せるだけのもの。決まった企業のサーバー契約が必要なもの。などいろいろです。
決してダメなものではありません。無料も上手く使えればいいのです。
「うちは、なんとか頑張って、無料のサービスでやってみるよ」
となれば私どもの出る幕はございませんので、大人しく引き下がりますね。
頑張ってください。応援しています。
ファンが増えると…
ファンほど有り難いものはありません。
誰に対してのファンでもいいのです。社長のファン、会社のファン、ある営業マンのファン、製品やサービスに対するファン…。
ファンを通じて口コミで広がる評判も有り難いですね。
FacebookなどのSNSを上手く使い、自社のファンを増やす…ファンマーケティングはとても有効といえます。
勘違いされないようにフォローしますが、これらは必ずしもすぐにビジネスにつながるものではありません。
むしろファンとの会話の中からビジネスのヒントを得ることの方が大きいかもしれませんね。
「あのお菓子のカレー味があったら、わたし、買うのになぁ」
「あの製品の白バージョンが欲しいなぁ」
自分ではなかなか気づかない盲点を、友達との何気ない会話の中から発見できれば最高です。
そのような大切な貴社のファンの皆さまに、見て利用してもらう場所が貴社の公式ホームページであれば、大成功でしょう。
そして、私もそうなりたいと願っております。
放置してしまうのが一番危険。
更新が面倒なシステムでホームページを構築してしまうと、結果的に更新が滞りがちになり放置されてしまうということもありますね。
実は一番危険なのが、この「放置されている公式サイト」です。
「新しいニュースやお知らせがない」
…というお話を耳にしますが、まったく活動をしていないことなんてあり得るでしょうか?
必ずお客様の目線に向けてお知らせしておくべきことがあるはずです。それを発信する場所が公式サイトなのではないでしょうか?
そうならないためにも「更新がしやすい」「気軽にヒトコト更新できる」「SNSとも連携できる」というシステムを組み上げておくべきなのではないでしょうか?
「ホームページなんて何も出来ない」とおっしゃる前に、一度ご自分の今の公式サイトをご覧ください。
課題がありませんか?情報は新しいですか?
そしてついでに一番大切な「検索エンジンから見えてますか?」をチェックしてみてください。
脱線しつつも、あくまでザックリと思いついた部分のみを走り書きさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
必要かそうでないかは皆さまのご判断で。
ザックリとした部分の更に奥の、案件ごとの詳細については、ご縁がありましたら。お問い合わせはこちらです。